県民の鹿児島のすすめ

「鹿児島」と聞いて何を連想するでしょうか。

桜島西郷隆盛、黒豚、などが代表的でしょうか。

今回は生まれてこのかた鹿児島から出たことのない(これからも出るつもりのない)人間が鹿児島で住むメリットとデメリットをお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

メリット:

最大の魅力はやはり食です。肉、魚、芋、茶、など鹿児島には全国的にも有名な食材が多くあります。そのすべてが非常においしいです。さらに物価が安いので地元のスーパーでは比較的安価でおいしい食材が購入できます。

 

 

鹿児島の黒豚の他と違うところは脂身ではないでしょうか。脂っこくなく脂身が甘くブヨブヨしておらず適度にやわらかいので、脂身が苦手な私でも鹿児島の黒豚なら食べられます。茶美豚というブランド豚は、白髪ねぎと一緒に出汁でしゃぶしゃぶして肉でネギを巻きそばとすするとまじでうますぎて飛ぶぞ。

 

魚だとやはり枕崎のかつおです。鰹節を削り冷ややっこにかけて食べるのもいいですが、カツオのたたきがうまみが感じられ最高です。しかもカツオのたたきはスーパーでは夜遅い時間に行って運よく売れ残ってれば100円とかで買えます。コスパのばけもん。

 

サツマイモは言わずもがな。安納芋、紅はるか、紅さつまなど多種多様な芋が手に入ります。種類によりおすすめの調理法も違うのですが、おすすめは安納芋をトースター600Wで45分すると石焼き芋みたくねっとり蜜が染み出たうまい焼き芋ができます。

 

お茶に関しては少し前に生産量で静岡をついに抜かしたのにあまり知られていない気がします。県民はめちゃめちゃお茶飲んでます。緑茶ももちろんおいしいのですが、わたしのおすすめはポッカサッポロの知覧紅茶です。これは無糖なのになぜかすっきりした甘みを感じる不思議なお茶です。食事にもデザートにも合うオールラウンダーなお茶。お前は紅茶界の今泉だ。無糖なのでカロリーは気にしなくていいしでも甘みはある。強い。もっと有名になってほしい。最近近くのスーパーから消えて悲しいです。

 

 

 

デメリット:男尊女卑

この時代に?って感じですよね。でも未だに男性が優位な立場にいるってことが職場でも地域のコミュニティーでも感じられます。簡単に言うと、中島哲也監督の「来る」の冒頭の帰省のシーンが日常風景です。特に親戚の集まりだと女は食事の用意、片付け、お酌をして、男は食べて飲んでテレビ見てるだけです。このような環境で育った人であれば問題ないかもしれませんが、慣れていない人にとっては不快に感じてしまうかもしれません。飲み会では焼酎を飲んで本音で語り合うとかほざいてる会社も未だにあります。令和だよ~~~

 

女性らしさの押し付けに加え、男性らしさの押し付けもあります。私の父はお酒の耐性がなく飲みすぎると蕁麻疹が出てしまうため1杯が限界です。しかし母方の実家に行くと焼酎好きの祖父に飲まされます。実家では祖父がカーストの頂点に君臨するため誰も止められません。家族の話だけではなく、職場の飲み会でも上司に「飲めっちよ!おいん酒が飲めんちな!」と半ば強制的に飲まされる会社もあります。(全部がそうではありません)令和だよ~~~~

 

 

 

もし鹿児島が気になっている方や移住を考えている方がいらっしゃたらぜひ参考にしていただければ幸いです。鹿児島はいいぞ。